まず職場や地域での定期診断や医療機関で血圧を測定することが大切です。もし高血圧が疑われたなら、医師による評価や指導を受ける必要があります。高血圧治療の必要性と治療法は血糖値のみでなく、合併症の有無やその種類によって異なりますので自己判断は禁物です。通常は生活慣習の修正から治療を始めます。
これは血圧を下げるだけでなく心血管病の危険因子を軽減し、しかも降圧薬の量を減らすこともできるので、全ての高血圧患者さんに守っていただきたいのです。
これを実行するためには患者さん自身の治療意欲が重要です。
生活慣習の修正のみで降圧目標に到達しないときは、薬物治療を開始します。
治療法の選択には医師による判断が必要ですので、必ず医療機関を受診して下さい。