在宅酸素療法

酸素ボンベの利用

酸素ボンベを使うとき

在宅酸素療法では、酸素濃縮器だけでなく、酸素ボンベも使用します。
酸素ボンベは以下の場合に使います。

酸素濃縮器が使えなくなったとき(故障、停電など)の緊急用

外に出るとき(散歩、買い物、病院にいくなど

酸素ボンベには、持ち運びに便利なキャリーカートがありますので、外出するときにはキャリーカートにいれましょう。

外出するときには、ここに注意!かならず、ボンベの上部にある残量計で、ボンベの中に残っている酸素の量を確認しましょう。

酸素ボンペのつかいかた(酸素濃縮器から切り替えるとき)

1

残量計を確認ボンベの残量計で、十分な量の
酸素があることを確認しましょう。

2

酸素流量を調節流量調整ツマミで酸素流量を調節
しましょう。

注)酸素流量はそれぞれの患者さんに応じて、
医師によって決められています。

3

運転ランプが緑いろに点灯し、運転が始まります運転スッチをONにしましょう。
運転ランプが緑色に点灯し、運転が
始まります。

4

酸素が出ていることを確認酸素が出ていることを確認しましょう。
器械の流れ表示窓が点灯していれば、
酸素が出ています。
また、カニューラを水の中につけて
泡がたっていれば、酸素が出ています。

5

カニューラを鼻にセットカニューラを鼻にセットしましょう。

器械や器具の取り扱いについて、詳しくは「取り扱い説明書」「在宅酸素療法HOTハンドブック」をごらんください。