在宅酸素療法

在宅酸素療法:酸素をおぎなう意味

呼吸不全の患者さんの健康と酸素の関係

呼吸不全の患者さんは、酸素が不足しています。したがって、酸素をおぎなう必要がでてきます。

私たちの吸っている約20%が酸素です

健康な場合は、病気の場合は

酸素をおぎなえば、息切れの症状がやわらいできます

つまり、酸素濃縮器や酸素ボンベを使って、濃縮された酸素を吸うことによって、体の中で不足している酸素をおぎなうことができます。そのため、いきいきとした生活ができるようになるのです。

家族

酸素濃縮器は、「めがね」のようなもの

近視や遠視の方がめがねをかけていない状態では、ものがはっきり見えないために、日常生活がしにくくなりますが、めがねをかけることによって、ものをはっきり見ることができるようになり、日常生活も楽しくなります。

酸素濃縮器は眼鏡をかける様なもの

それと同じで、呼吸不全の方が酸素を吸わないでいると、息苦しさや動悸のために、日常生活に差し支えがでてきますが、酸素を吸うことによって、息苦しさや動悸がやわらげられ、快適に生活できるようになるのです。